無知を知る

 まず肝要なのは、自分が何ほどのことも知らないということに気付くことだろうね。いわば’無知の知’ということ。これは知識として獲得できることではなく、体験されるべきもの。(わたしの場合はある日突然、あ~っと気付かされた。)
 なぜこう書くかというと、案外こういうことを知らない大人が多いんじゃないかと思わされたからだ。わたしは自然と体験されるものなのかと思っていたけど、テレビのニュースとか観ていると、知らない大人が多いかもしれないと思わされた。
 つまり自明のことじゃないんだ。まあ、すべての人が体験すべきことじゃないかもしれないけど、少なくとも上に立つ人は知るべきでしょう。変に偉そうにしたり、人に媚びる人がいたら、そうかもしれない。
でも知らないからといって恥ずかしいことじゃないんだ。人生に遅すぎるということはありません。